40代のパパ活

出会い系でセックスを求めている普通の男性です。40歳を迎えたので、自分へのお祝いのために相手してくれる女の子を探しています。ザ・フォーティーセーーーックス!セックスライダー今日もイクー!
ええ、わかってますよ。寂しい40歳さ、俺は。結婚もできず彼女もおらず一番の恋人は自分の右手だと言うね!この俺の悲しさと空しさがお前らには理解できるかー!
だから、こんな俺でも一生に一度くらいいい事があってもいいだろう、きっと神様も許してくれるさ、と禁断の出会い系に手を出したわけですよ。
ええ、わかってますよ。この40年、一度もモテたことがない俺ですよ。出会い系に登録したからと言って「ああ、こんなにおまんこがキュンキュンする男の人は初めて!抱いてー!と言うか抱けー」なんて具合に女の子が寄ってくるなんて思ってませんよ、ええ。
だけど、パパ活なら!パパ活だったらそれも可能になるんです。「ああ、こんなにお金をくれる男の人は初めて!抱いて―!と言うか金くれ―!」て感じで女の子が寄ってくるはずなんです。この日のために1年間、毎朝飲んでいる缶コーヒーを我慢して貯金した甲斐があったと言うものです。遂に40代のパパ活デビューだぜ!やったぜ、うえーい!
ぱっちゃりのパパ活
・・・誰も返事は来ませんでした。なぜだ!こっちはお金は準備しているのに!だいたい、君たちパパを選んでいる場合じゃないだろう?40代のパパ活の何があかんのじゃーい!と心の中で暴れていたら、ようやく一人の女性から声がかかりました。同い年の女性でした。ちょ待てよ!40歳?40歳でパパ活やってるのか、この女は?いやいや、どうせやるなら若い女の子がいいに決まってます。彼女も必死なのでしょうが、こちらも必死なんです。慈善事業じゃないんです!
とは言え、他に誰からも声はかかりませんでした。思えば僕の初恋も同じクラスの女子でしたから同い年も悪くないかもしれない、などと彼女と会うことの正当性を自分の中に言い聞かせて彼女と会おうと思いました。まあ僕も相手を選べる立場じゃないですしね。
ほろ苦い40代のパパ活デビューでした。ああ、毎朝缶コーヒー飲んだ方が良かったなあ、と同い年のおばちゃんを抱いた次第です。50歳になったらまた頑張ろう。
無償でお金くれる人
お金を助けてくれる人